心臓弁膜症 #1
病気のお話
先日、少し病気のことを書きました。
今日は心臓弁膜症のお話を少し。
心臓弁膜症という病気をしったのは36歳の時です。
会社の健康診断で胸に聴診器をあてた先生が首をかしげながら
「けっこうな雑音がするんですよね。去年はなにもありませんでしたか?」
と。
もちろん、昨年までの健康診断で胸に異常などなく心当たりもありません。
健診の先生の勧めですぐに精密検査を受けることになりました。
精密検査の結果は僧帽弁閉鎖不全症で進行レベルは4段階中の3とのことでした。
簡単にいうと心臓が送り出した血液が心臓の中に逆流する病気です。
放置しておくと心臓が無理をして肥大化、心筋梗塞のリスクが高まるという
怖い病気です。
閉鎖不全症自体は珍しい病気ではないのですがこれまで異常がないのに急に
3段階の病状は珍しいらしくいろいろと問診や検査がありました。リュウマチ熱などを発症すると急激にこの病気になることがあるらしい
のですがそんな病気にはかかったことはありません。
原因はわかりませんがとにかく治療が必要とのことで大きな総合病院に
うつることになりました。
仕事も当時は東京で単身だったのですが体のことを考えて福岡の家族のもとに
帰ることになりました。
自覚症状としては息切れが頻繁におきていたくらいでしょうか。
それから1か月後。
総合病院で再度精密検査を受けると進行レベルが4レベルに進んでいました。
たった1カ月で最高レベルです。
担当の先生の話ではほっておいても治る病気ではないので心臓が元気なうちに
手術をしたほうが予後が良いとの話でした。
ここで、真っ先に
「あー、趣味のダイビング続けられるかな」
なんて思うくらいまだ気持ちに余裕はあったのですね。(笑)
ここから病気のこと、手術のこと、予後のことを詳しく勉強しました。
今日はこのくらいに。
#心臓弁膜症 #僧帽弁 #弁置換法