心臓弁膜症 #2
心臓弁膜症って詳しくはいろんなサイトに書かれています省くとして
簡単に言うと心臓が送りだした血が逆流しないようについている弁の
形が崩れて血液が逆流する病気です。
一度なってしまうと自然に治ることはありません。
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程度ももちろんあります。
前回書いたレベルですね。
生まれつき持っている方なんかもいらっしゃってレベル1とか2だと定期
の通院で様子見、3を超えてくると治療の検討に入ります。
自覚症状もあまりなく私ですらちょっと息が上がる頻度が増えたかな・・
ぐらいでした。
治療は外科手術で形が崩れている弁を形成しなおす弁形成術と人工の弁に
置き換える弁置換術があります。
「弁置換術」
入れ替える人工弁には「機械弁」と「生体弁」の2種類があり、障害の程度や病状等によって使い分けます。
弁としての働き大きな違いはありませんが、耐久性、抗血栓性に違いがあります。
機械弁の場合、生涯にわたって抗凝固剤(ワーファリン)を内服する必要があります。
「弁形成術」
弁置換術に比べ術後の感染症や血栓症のリスクが低いと言われています。
抗凝固剤(ワーファリン)の服用も不整脈がなければ3カ月間のみで十分です。
まず、この選択ですが可能な限り形成術を模索します。
薬の服用がないので予後がものすごく楽になります。
形成術がむつかしい場合には置換術になるのですがここがむつかしいです。
生体弁のほうが薬の服用の必要もなくいいのですが耐久性があまりよくありません。
20年ほど、、と言われていますが患者の年齢などにも左右されるようで一概に何年
とは言えません。
ただし、女性で出産を考える場合には生体弁を選ばざるを得ません。
私の場合は形成術が難しかったのと年齢的に36歳でしたので再手術は嫌だとの思い
から機械弁を選択しました。
結果、今は月に一度の採血での検査とワーファリンの服用を行っています。
手術の種類だけでこんなにも考える必要があります。
これに福祉制度が少しかかわってきます。
心臓弁膜症で手術をすると障がい者認定を受けることになります。
この辺も病院では教えてくれなかったので自分で調べました。
これについては別の機会に詳しく・・・・
今日のにゃんこです(^^)/
#心臓弁膜症 #機械弁 #身体障がい者